ゲームを作っています。
作っている時は、自分が面白いと思う題材を、自分が納得できるクオリティで作り上げたいと考えています。
題材は半年に一度くらい浮かんでくるのですが、それを創作物として面白いと思えるようなものに仕上げるのにはたいへん時間がかかってしまいます。

創作をする理由と言うのは人それぞれだと思います。
僕は、創作物に触れる中で、「これ、自分だったらこうしたいなぁ」が蓄積されていった結果、シナリオを書いているのだと思います。
テーマ選びの目も優れていて、しかもそれを創作物に昇華する技量も凄まじいという作家は何人もいます。
しかしそういう創作家が、自分の関心のある事柄についての映画を作り続けているのかと言えば、そうではありません。
僕という人間が強く感じていることでも、誰も創作物でそのテーマに触れないものがあります。
たとえばこのすいすいすいさいどという作品で取り扱う「受験」「自殺」というテーマです。
取り扱われていても、自分が納得できるような描かれ方ではなかったり、創作物としての完成度が低かったりします。
すいすいを作るにあたって、以前にもまして「自殺」が題材になっている作品を鑑賞する機会が増えたのですが、どうにも、面白いものに巡り合えませんでした。
すいすいの企画を立てた時、僕は26歳でしたが、自分の人生において自殺について考える機会というのがそこそこ、ありました。
「自殺についてのストーリーを作ろう!」と思って、企画を構想していたわけではないのです。
「公園にエロ本を探しに行ったら、予想もしないものと出会ってしまう」というのが浮かんできたのです。
百万円とかにしてみようと思ったのですが、面白そうではあるもののストーリーとして広がりにくそうなので却下したのです。
あと、けっこうありがちな気もしましたし。
そののち、「自殺しそうな少女」にしたらしっくりきたのです。
「自殺しそうな少女」という案が出てきたのはやはり、自分の頭の中に「自殺」という題材が溶け残っていたからではないかと思うのです。
優れたフィクションに触れることによって、日常生活の中で生まれたもやもやとした感情が氷解していくといのは、誰もが経験することだと思います。
自分の心に残っている創作物を思い返してみると、それは、自分の心のわだかまりを解消してくれたものであったりはしないでしょうか?

そういうわけで、「自殺」なんていう重たいテーマを選んで、作品を書くことにしてしまったのです。

売れるもののつくり方というのがやはりわからない!
まぁ、それは、自分が作ったものを売るということを、僕がまだ経験していないからということもあるのでしょうけど。
一口に「作品を売る」と言っても、それが映画なのか、小説なのか、音楽なのか、漫画なのか、誌なのか、ノンフィクションなのか……。
なにを売るかによって、話は全然違ってくると思います。
ゲーム、それも同人のノベルゲームとなってくると、売れる物の方が少ないようなので、「売れる」作品のパターンを割り出すのは比較的簡単かもしれません。(売れる作り方を実現できるかどうかは別として)

なんだか話がまとまらないのですけど、歯を磨きたくなってきたので、この辺りで切り上げることにします!!

要するに、↑みたいな、「答えの出ない事柄に延々頭を悩ませる」自分がけっこう嫌になってきてしまったということです。
売れる作品を作っている人にアドバイスをもらいまくって、売れる要素をガンガンつぎ込んだ作品を作ったとしても、それが売れる保証はないと思うんです。
第一、「売れる」ということを最優先に考えるのであれば、営業……とまでは言わないにしても、人に知ってもらうための努力を、作品を作るのと同じくらいの時間と手間をかけてやらないといけないと思います。
そこまでしたいのかというと、そうとは思わないというのが自分の本音で……。
溝野がどう思っているかは、あんまりわからないです。
考え方はそもそも違うと思うし、彼はすでに一年二か月前に一作目を上梓し、そのリアクションも体感しているという違いもあるから。
僕は、まだ一作目を発表できていない現在、「自分が強く関心を抱く題材を、高いクオリティで完成させる」ということが一番の目的になっています。
二作目以降は、「多くの人に手に取ってもらえる企画づくり」を目標にしようと考えていましたが、サークル活動を根本的に見直さなければならなくなったので、次作の方向性はまったく未定です。

まぁ、結局のところ、「自分が完成させた作品を世に出す」という経験をしていないので、すいすいを出した後に考え方がガラッと変わるかもしれないのですけどね……。良くも悪くも。それはわからんきに!
「俺、これ面白いと思うんだけど、みんなどうよ!?」ってアピールして、なんもリアクションがなかったら、そら考え方もあらためないといけないじゃないですか!
っていう話。
今はとにかく、すいすいが面白くなるように、励むしかないのです。
励む、努力する、頑張る、そういう言葉って卑怯と言えば卑怯なんですけどね。
肝心なのは、時間の使い方、その内容なんですから!
ダルビッシュさんが「間違った努力は裏切る」と言っていたようなんですけど、本当にそうっすよね……。
本当に面白いと、自分が心から信じることのできるようなものを作れるようになりたいです。
それはこの先も変わらないと思います。
どれが売れ どれが廃れ もうどうでもいい
なにが優れ なにが劣る そんなんどうでもいい
ですよ!
僕は、「これしかない」と思う物を作っているんだから!!!!(視野狭いともいう)
いやもちろん、作っているうえで反省することもしょっちゅうだし、完全に失敗ですわ……と思うこともしばしばですよ。
キャラのつくり方とか特に。
けど次に作品で活かせばいいんだー、って言い訳しながら作るしかないんだー。