こんばんは。
今回のブログ更新は炭谷一郎が当番ですよ。
「ウワッ、どうせまた長いんだろ」って思ったあなた。
正解です!
まぁシンコシンクブログの傾向を把握している人なんて、いないでしょうけどね!

今回のブログでは2つのことを書きます。
どちらか1つにテーマを絞って、今回書かなかったものは次回の当番の時にやればいいのですけどね!
なんか考えた時に、ばっと出したいじゃないですか。

1つめのネタは、前回のブログに書いた「アクト・オブ・サークルクラッシング」の続きです。
これは前回のブログを書いた後、サークルのホームページの閲覧数が異常に高い数字を叩き出したため、調子に乗った結果です!
「この調子でホームページに新規閲覧者が来てくれれば、サークルの認知度もバリバリ上がっていくに違いない!」
と思ったわけですね。(かわいいところあるじゃん、一郎のヤツ)
まぁ、AOC(アクト・オブ・サークルクラッシングの略。打つのが面倒くさいため)の記事を読んだ人がみなサークルに興味を持ってくれたのかどうかは、わからないのですが……。
あとなんか、AOCの記事を書いた後に「こんなことも書けばよかったー」というのが、僕の脳内にモリモリ湧いてきたということも原因ではありますわな。
しかし当然、1にあやかった続編はひどいものが多いというのも、多くの人が知る定説でもありますよね。
ええ、わかっております……。
最近の映画でも、キックアス ジャスティスフォーエバー、エックスメン フューチャー&パストなどは、僕としてはなかなかひどい出来だったと思っております……。
まぁ、どちらも1が傑作すぎたっていう面が強いような気がしますが。
あ、あと、奇しくもどちらも1の監督がマシュー・ヴォーンですね。
マシュー・ヴォーンがいい仕事しすぎたから、2がキツかったのかなぁ……。

けど、ヒックとドラゴン2は、アメリカでの評判はかなり良いという噂を耳にしているので、今から楽しみです!
まだ日本での公開時期、決まってないけど……。
夏休みの上映枠を取れなかったから、とかなのかなぁ……。
そうだとしても、秋に上映とかなら、そろそろ公開時期の話が出ていないとマズいですよねぇ……。
日本では、映画館での興行収入はボロボロだったみたいだけれど、今では「傑作」として多くの人に認知されていると思うのですが……。
実際に見た人がどれくらいいるかはわからないけど、観た人はみな一様に褒めますよね、この映画。
日本ではDVDスルーになるのだとしたら、英語版を先に観ちゃうのがよいのかなぁ……。
トトロの解説本に、ピクサーのピート・ドクター氏が「トトロから学んだこと」という文章を寄稿しているのですが、それが面白かったんです。

ヒックとドラゴンの話が2000文字くらい続いたので省略します!
とりあえずこの映画が、冒頭15分が完璧だということと、物語の感動のピークが4か所もあるというところがすごいということだけ、おわかりいただきたい!
こんな物語が作れたら死んでも良い!
僕はCGアニメの中で、一番好きな作品です!
予告編だけ貼ります!

この予告編の最後に出る「ひとりぼっちからふたりぼっちへ」っていうコピー!
これを映画館で観た時は、「やべぇマジでこれは観に行くしかねーだろ」と強く思わされましたよね。

前置きが長くなりましたが、AOCの企画の話の続きです!
前回の文章はこちら

クソなげえ!

とりあえず前回のブログで「製作協力者、インタビューに応じてもよいという方募集!」
と書いたにもかかわらず、誰からも連絡はありません!
やったね!

まずは、『実話モノの美味しさ』についてですよ。
実話と銘打たれている時点で、既に人は共感できてしまうことが多いのではないかと思うのです。
奇抜な設定や、実際には起こりえないことが起こるエンターテイメントとは違い、自分が生きる世界と同じ法則しか働かないということが保証されているからでしょうか。
また映画は登場人物の人生が、良い方向へ向かうものが多いと思うのです。
その姿に、無意識に自分が元気をもらえるのではないかと思う
ノンフィクションと銘打つことが出来た時点で、勝ちに近いのです!
『実話に基づいたストーリー』を宣伝文句に入れることが出来た時点で、ちょっと有利なのです!
昨年公開された宮崎駿監督作品の風立ちぬなんて、『実在の人物を主人公にした』なんて言っていますけど、話はメチャクチャですからね。
けど、映画芸術史に残る傑作なわけですよ。
宣伝では『ノンフィクションでござりまする~!』などと騙っておきながら、実際にはクリエイターが好き放題料理しちゃう……なんてことは古今東西いろいろなところで用いられるパターンなのです!

また、作品の書き方を少し考えてみました。
あれ、なんか適切な言葉が有るはずなんだけどな……なんか出てこない。
どうしよう……。
AOCを作るなら、サークラ経験者の実体験をもとにするのが良いと思うのですが、それなら当然一人の人の話を聞くだけではなく、多くの人から話を聞いた方が良いと思うのです。
ある一つのサークルのクラッシュについての証言を多数得られたとしたら、とても面白いことができると思うのです。
だって、ある一つの出来事を、複数人の口から語ってもらえたとしたら、必ず齟齬が生じると思うのです。
齟齬とまでは言わないにしても、違う部分が出てくるし、一人一人が自分しか知らない情報を持っていることがあります。
また、ある人物がなぜそのような行動を取ったのか、そのようなことを言ったのか、本人しか分からないということもあります。
このような手法で一つのサークラ現象を、多角的に検証できたとしたら、それはとても興味深いですよね!
日本が世界に誇る映画監督・黒澤明氏の代表作に『羅生門』があります。
まぁ、代表作だらけですけど。
芥川龍之介の小説『藪の中』と『羅生門』という2つの作品を原作にしていますが、これも「原作は○○でっせ」と語りつつクリエイターのオリジナリティが炸裂している好例ですね。
内容については非常に説明しにくいのですが、「一つの事件を、何人かの関係者から聴きこみをする。話す人間によって、その細部が少しずつ食い違っている」という感じですね。
ううん、この映画の面白さを、まったく伝えられていないなぁ……。
AOC制作時に条件さえそろえば、この表現手法を用いても面白いのではないかと思うんです。
一つのサークラに立ち会った何人かから話を聞くことが出来たなら、証言者一人一人の視点からそのサークラ現象を描くわけです。
証言者の主観というものが如実に出るでしょうから、その証言者の人間性も浮き彫りになりますね。
語る人それぞれで、絶対に語り口が違うはずなんですよ。
「迷惑こうむった。完全に忘れたい過去」と考えている人であれば、怒りが基調になり、他のサークルメンバーに対しても否定的な見方が強まるはず。
「何とかしたかった。今でも後悔している」と考えている人であれば、悲哀が基調になり、他のメンバーを好意的に見て、自分を責めるような傾向になるはず。
このやり方であれば、趣味の悪い話ではありますが「この人はこの人のことを、実際はこう思っていたんだな」っていうエグい部分も描けるかもしれません……!

それとか、それぞれの語り手によって、表現ジャンルが異なるとか面白くないかな。
たとえば、「そんなこともあったなー(笑)」というふうにサークラを過去の笑い話として語る人であれば、文体もコメディ寄りにして、ちょっと間の抜けた感じの絵にしたり。
オタサーの姫に恋をして、暴走した結果サークラに導いた本人であれば、ラブロマンスっぽく演出してみたりとか。
オタサーの姫サイドから語るのであれば、サークルの男オタ全員の立ち絵をBLゲー風にして、彼らがやたらイチャついてるように見える演出をするとか。

これは若干、『クラウド・アトラス』という映画のパクリです!
この映画は六つの時代の別々の物語が、同時進行で描かれるというものでした。
近未来の「ネオ・ソウル」が舞台の物語では監督のウォシャウスキー兄弟の十八番である退廃的な未来都市が描かれているし、現代を舞台にした老人ホームから脱出しようとするおじいちゃんが主人公の章では明らかにコメディタッチの演出がされているというふう。
原作の小説では、文体が完全に書き分けられているという、離れ業を見せておりました。
原作の構成も上下巻に別れていて、上巻では過去から順番に、文明が破滅した未来が最後に配置されていて、各章とも話の気になるところで終わりになっていました。
そして下巻では逆の順番、つまり未来の章から順に過去の章に向かっていくという構成でした。
これがなかなか、ニクくてですね……。
これも、原作の小説をクリエイターが好き勝手に料理してしまった好例!
「ライブ・ア・ライブ」というスーパーファミコンのゲームに似ている、という指摘を知人がしておりましたね。
身体に星の形のあざがついている、というところはジョジョかもしれません。
またこの原作者のデヴィット・ミッチェルさんという方がまた面白い経歴の持ち主でですね……。
ウィキペディアなどを見ていただくと詳しいことが分かると思いますが、イギリスで育った氏は広島で英語教師として八年ほど仕事をしていたことがあるらしく、日本語ペラリンチョなんですって。
奥さんも日本人!
村上春樹の大ファンで、東京を舞台にした現代劇や、鎖国時代の出島を舞台にした小説まで書いているという!
(後者はまだ日本では未刊ですが……)
演出の話し、終わり!
でも、一人一人の話を頭から終わりまで見せてもいいけれど、視点を場面ごとに振り分ける方法も面白そうだよなぁとは思います。
難しいっすね!

長い!
頭おかしいんじゃねーの!?

オタサーの姫。
ホモソーシャルに身を置きたがる女性。
男性との関係性(極端な言い方をしてしまえば、親との)に問題があった、という場合があるのではないでしょうか。
姫にも、心の闇があるという場合はないだろうか。
もちろん、女性との関わりの少ない僕の考えることです。
こういう机上の空論を吹っ飛ばしてくれるような、生々しいお話が聞けることを願っております。
もちろん、ほんの数人から話を聞いたところで、何の統計にもならないですけどね。
(それならいっそ、証言に忠実にするよりも、面白い方向に振り切ってしまうのが一番いいんじゃないだろうか)

誰だって、初めから人との関係を崩したいなんて考えているはずなんてないんです。
それが崩壊していってしまう。
そこにあるのは単純な「女を求めて醜く争った結果」だけなのでしょうか。
人は変わっていってしまいます。
悲しいほどに。
ノンフィクションを題材にした映画でもそれらは多く描かれてきました。
「仁義なき戦い」の観た誰もが、胸を痛めたことでしょう。
ソーシャルネットワークでも、そうですよ!
そーおっしゃるわけですね!
絶対にサークルクラッシュにはドラマがあるはずなんです!
「ただ怠惰で堕落した人間たちが勝手に音信不通になってるだけだろ」
とおっしゃるかたもいるかもしれません。
ただ、その怠惰で堕落した人間性が形成される過程までさかのぼることができるとしたら、興味がありませんか?

また、このAOCの企画が本当に立ち上がり、制作が進行していったとします。
その途中で、人が抜けたりサークルが解散してしまったとしたら、その模様をAOCに出来るわけです!
つまり、一度制作がスタートしてしまえば、かならず完成できるという保証が付いているのです!
これは『ロスト・イン・ラマンチャ』という映画作品のパクリです!
この映画は『ドンキホーテを殺した男』という映画があり、その制作が途中で打ち切られてしまったために「じゃあその模様をドキュメンタリーにしたれや」ということで作られたのです。
複雑な構造!
つまりAOCも「サークラについての作品を作っていたら、サークラしちゃった」というドキュメントを作ることが出来るのです。
完璧なプランやーわーお!
しかしゲームには素材が必要なわけで……文章ならやろうと思えば誰でも書けるとは思うのですが(シナリオライターさんすみません)、絵や音楽などは、人様にお出しできるレベルに至るのはなかなか難しいですよね……。
うーん、この『ロスト・イン・アクト・オブ・サークルクラッシング』案はボツやな……。

また、前回の記事に書いた「複数人から証言を取り、面白い所だけ使わせてもらって、あとはライターがオリジナルのストーリーを作ってしまう」というパターンで作る場合。
実際にサークラを経験したシナリオライターさんに依頼が出来れば、結構面白い物が作れる可能性が有ると思うのですよ。
実際にあった出来事(自分が経験した出来事)に「選択肢を付ける」。
それはなかなか、面白いことではないでしょうか。
できれば、サークラ経験を公開している人にやって欲しいですね!
自分の過去の変えたい出来事に選択肢を付けることによって、「IF」が展開していく
それはそれで、とても面白い物にすることができるのではないでしょうか。
人の作った一本道の物語に、共同制作者が「ここにこういう選択肢を入れてくれい!」と突っ込んでいくというのも面白そうじゃないですか……?

アメリカングラフィティや、スタンドバイミーのように、ラストには「彼らは現在……」という形で、現在のサークラ経験者を映し出す。
そんな締め方もありかも知れません!

BGMは「コミックマーケット」!
クラフトワークの、アウトバーンの手法を真似るのです!
ドイツの高速道路「アウトバーン」を走る車から見える風景を、そのまま音楽でスケッチするようなアルバムです。
この手法を真似るべきだと思いました!

これがシンセで音を作っているのだと言うことが、もう信じらんない話ですよ!
クラフトワーク、テクノの父!
YMOが青写真にしたバンドです!
なんでこれがいいと思ったのか、理由はわかりません!
コンセプトとしては、アジアンカンフージェネレーションが出したアルバム『サーフブンガクカマクラ』のようなものです。
ユーミンの曲にも中央フリーウェイという曲がありますね!
これの、コミックマーケット版を作るのです。
コミケの日にちや、ゾーンによって、曲調を変えるのです。
会場前列で見届ける日の出、三日目のエロゾーンの熱狂、最後は平常の拍手で終わるのです。
あれ、なんでこんなアイデアが出てきたのかわからないな……。
『アウトバーン』の日本語版があっても面白いと思ったんだよな……。

最後に、AOCを作るということの意義にかんして。
人は、「自分だけではない」と思えると、安心します。
物語が人に受け入れられる理由はいくつもあると思いますが、その中の一つに、多くの人が考えること、感じることを刻みつけるという
躓いた経験の共有といえばよいでしょうか。
前回の記事を書いた後、何人かから感想をもらったのです。
そこで思ったのですけど、やっぱりサークラ経験者って多いですよ!
オタサーに限らずバンドやヤンキーの集団など、サークル的なものが人間関係がこじれていった末に空中分解してしまうということは、本当によくあることだと思います。
つまりとても多くの人が、関心を持っている事象だと言えるわけです!
AOCバカ売れやーーーー!
お金もちだーーーー!
ハワイに移住するぞーーーーー!
3食かむかむレモンを食べるぞー!

でもマジな話、「サークラ」「オタサーの姫」ていう言葉が流行り始めてからすぐに製作に着手していて、
「14年の夏コミで出します!」
とか告知が出来るくらいの瞬発力があったなら、まじでちょっとは売れていたんじゃないかなって気もするなぁ。

話が長くなったので、松平健のショートストーリー
「マツケン残酷物語~マツケンサンバⅤ秘伝~」は次回のネタにとっておきます!

みなさん、AOCをよろしくお願いします!
さよなら!